書体設計師体設計士の方の仕事に似ている。
書体設計士の方の仕事に似ていると、ふと感じました。
今日は、昨日のブログの内容の続きです。
まず、滑舌を矯正していく作業と言うのが、とても書体設計士さんの仕事に似ているな。と感じました。
書体設計士の方の仕事は、書体を独自にデザインする事(フォントを新しくデザインする事)がメインですが、
コンセプト(配布物や、テレビの番組フォントなど)に合わせて、合う文字などを選定するなどです。
一文字一文字、見た目も美しい文字を作成する。
滑舌も、実は人が違えば100%同じものと言うのは存在しないと感じています。
例えば、滑舌の本やテキストや動画などを参考に、同じような口の開け方、舌の使い方をしたところで出てくる音と言うのは個人の発声された声、
骨格などに依存する部分がかなり大きいです。
なので、この「フォント」の様に、オリジナルのデザイン性みたいなものがあると感じています。
私は滑舌をチェックする時に、「その方の声や音の特性を見た時に正しい音で出せているか」をかなり重視します。
勿論、音として五十音に従った時に成り立っていない。という事があれば、そこは細かく慎重に見ていきます。
前回のブログにも書きましたが、実際、声も良い。表現力も良い。と言う方で、ご自身でも「何かを足りないと切に感じている」と言っている方の中には、
今一度、発声と滑舌を見直した方が良かった。という事も実際にはあります。それが、今まで成功法として、養成所や事務所のレッスンで行ってきたものとは違っていた。
と言われることが実際に少なくなく、我々のレッスンの必要性という物も感じています。
滑舌、発声、は個人の個性やチャームポイントに寄り添う事が大切。
だからこそ、ボイストレーナーの耳が試されます。
言語聴覚士の方は、「言語」として正しい音の出し方が出来ているか。出来ていないとしたら、どこに原因があるのかを確かめ、
音読などレッスンを通じて改善法を見出していきます。ボイストレーナーがそれをやる意味としては、やはり表現力や、音色など、その分野を超えた先にある。と感じています。
言語聴覚の方たちのように、理路整然にお伝えするだけの知識量はモテないかもしれませんが、「音」と言う強みに対して技術力を発揮していきたい。
